東村山方面の模型好きの集まり:平成20年7月例会(その3)

東村山方面部隊さんの出し物は、「富士T-3 第12飛行教育団1999防府スペシャル」。
いわゆる練習機なのだが、ご覧のように非常にカラフルで模型映えがする。

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 東村山方面部隊さんがこの機体を選んだ理由としては、前回の零戦、紫電改の濃緑色が「暗い(?)」と奥さんに不評だったため、ではこれならどうだ、と気合を入れてホワイトベースのカラフルなもの、しかもアヒル?、カンムリワシ?、のかわいらしい鳥の絵で見てるだけで楽しくなるような塗装を選んだという。
ライト教授と管理人で、「これなら文句はないだろう。奥さんもきっと喜ぶに違いない」と絶賛していたのだが、遅れてやってきた東村山方面部隊さんの奥さん曰く、
「小さすぎてよくわからない。小さいのはだめ。」(@_@)

(奥さん、それはないよ~、これは小さいスケールなんだから・・・(T-T)

東村山方面部隊さん、がっかりせずに、今度は1/32のビッグスケールのきれいな機体を作って奥さんに見せてあげましょう)^o^(

最後は、管理人の出し物。
まずは、先日組み終わったばかりの「タミヤ1/35(NO.274) イギリス主力戦車 チャレンジャー2(イラク戦仕様)(フィギュアが乗っているいる方)」と「タミヤ1/35(NO.154) イギリス陸軍主力戦車 デザートチャレンジャー1(Mk.3)」。

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続いて、「タミヤ1/35(NO.264) アメリカ M2A2 ODS デザートブラッドレー歩兵戦闘車」と「タミヤ1/35(NO.248) ドイツ 対戦車自走砲 マーダーⅢ」。

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次が、「タミヤ1/35(NO.024) イギリス 歩兵戦車 MkⅡマチルダ」。

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このマチルダは、実は組み終えたのは2台目だ。
一台目を完成させたのははるか昔、たかとらが小学生の頃。
友達からの誕生日のプレゼントとして、このキットと何故かパクトラタミヤの〇色セットをもらった。

 組み立てが完了し、初めてエナメル塗料というもので初めて迷彩塗装というものを行った。
それまでラッカーのレベルカラーしか知らなかった管理人には、パクトラタミヤの塗料瓶が非常に小さく見えて、こんなもので足りるのだろうか、と心配に思いつつ筆で塗り始めたが、ラッカー塗料とは全然違う塗料の伸びに驚いた覚えがある(塗料は十分足りた)。
また、ラッカー系のあのシンナーの危険な臭いがしなかったのにも驚いたものだ(^_^)

残念ながらそきのときの完成品はもう存在しない。 もしそれが取ってあれば、現在の作品と比較できて非常に面白いと思うのだが、残念だ。

右の写真は、現用のチャレンジャーと並べてみたところ。 体格の違いが判る。 現用はこれだけ大きくなっているのだ。

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最後に、先日のファインモールドのNHK番組で紹介されていた25㍉機銃に刺激を受けて、何年か前に作ってあったウォーターラインシリーズを取り出してみたので、紹介する。
左から、「アオシマ1/700(NO.339) 「高雄」型重巡洋艦 摩耶(まや)」、「ハセガワ1/700(NO.117) 「扶桑」型戦艦 伊勢(いせ)」、「タミヤ1/700(NO.616) アメリカ海軍戦艦 アイオワ」。

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ウォーターラインシリーズは、戦車作りに飽きてきたときに、息抜きのつもりで(艦船ファンの方、ごめんなさい)作っている。 本物もグレーの色が強いので、塗装しなくてもそれなりに作り上げた満足感があるのでお薦めだ。 大和とか武蔵は意外と大雑把なので、重巡洋艦クラスが精密感もあり作り甲斐がある。

もう一つ、「トランペッター1/35(NO.350) ドイツ 自走砲 シュトゥーラー・エミール」も持って行ったはずだったが、どうやら写真に収めるのを忘れてしまったようだ。 こちらはまだ完成していないので、完成したところで改めてご披露しよう。

東村山方面の模型好きの集まり:平成20年7月例会(その2)

ついでに、ほかの作品も見せてもらう。 まずは、たかとらも作成中のトランペッターのドイツ170ミリ自走砲。 かなり完成に近づいているが、防盾を固定接着するかどうかで止まっているとのこと。

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続いて、ドラゴンのアメリカ軍M4モーターキャリアーと、カール用のⅣ号弾薬運搬車。
M4の方は管理人も作っており、ひょっとしたら来年のホビーショーに出すかもしれない。

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そしてさらについでに、噂のライト教授模型博物館を、当サイトとして初公開。
モデラーとしては永遠の憧れともいえる、作業場兼展示スペース。
一日いても飽きないくらいの凄い量の完成品・ディオラマ・未完成品だ。

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ここまでは、管理人も以前、何度か目にしているのでそれほど驚かなかったが(それでも前回よりは相当整理されていたが)、実はさらなるスペースが与えられたというのだ。
それが次の写真だが、納戸がそっくりそのままキットの収納庫と化している。

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さらにこれまで作ったディオラマは、階段横の空きスぺースを工夫してこのように・・・。

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このような模型の置き場所に協力してくれた奥さんには、最大限の感謝をしないと・・・。 ねえ、ライト教授(-_^)

 

さて、話を例会会場の天ぷら屋さんに戻そう。

ライト教授の出し物は、事前にメールで予告のあったベルゲパンサーとソミュア。

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写真を取りそこねたが、ベルゲパンサーの砲塔部分の大きな道具箱の中にはウィンチが仕込んであり、後ろのエンジン上部まで伸びていんるが、プラパーツそのままを使っているにしてはワイヤーの塗装が非常に雰囲気が良い。
これも例のドライブラシ手法の賜物か(^_^)

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東村山方面の模型好きの集まり:平成20年7月例会(その1)

今日は、「東村山方面の模型好きの集まり(仮称)」の7月例会。
会場も前回と同じ天ぷら屋さん。

 鰹のたたき、刺身盛り合わせ、鮎の塩焼き・・・、そして最後は天ぷら盛り合わせに舌鼓を打ちながら、模型談義に花を咲かせた。

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今日の目玉は、何といってもしばらく前にライト教授から写真の提供があったトランペッター1/35のカール。
が、でかすぎて運べないだろうということで、例会前にライト教授のお宅にお邪魔して、ちょっと拝見させてもらうこととなった。

まずは、お題目のカール。
前後の貨車と、その間に挟まれた自走式の本体で構成されるが、気の遠くなるようなパーツを組み立てた精密感は圧巻だ。
これでも相当の部分が隠れて見えなくなっているのだが(^-^;

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梱包の様子は次のとおり。
周囲の突起部分が少ないせいか、意外と梱包しやすいようだ。

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ここで、カールのドライブラシの方法を伝授してもらう。

使っている塗料は、グンゼのメタルシルバー。
普通は飛行機にエアブラシで吹きつけて、乾燥後に磨き出して使うものだ。
干からびたビンの底の方に塗料が固まっていたので、「これにシンナーを加えて使うわけですね」と聞いたら、「違う。そのまま使うのだ。」という。
「そのままって、固まっていたら筆に取れないのでは?」
「いやいや、筆に塗料の粉が付くのだ。ほうら・・・」
と実演して見せてくれたのが、次の写真。
たしかにシルバーの微粒子が乗っている。
「これを使うとシンナーを一切使う必要がないし、塗料が無駄にならない」とのこと。
確かに、普通のドライブラシは、筆に含ませた塗料のほとんどを拭き取ってしまうのだから、何か塗料の無駄遣いをしているような感じが後ろめたかったのは事実。
ライト教授によれば、うっかり蓋を締めるのを忘れて干からびさせたことがきっかけと言っていたが、シルバーならどの塗料でもよいというわけでもないらしい。
が、いろいろ試してみるのもおもしろいかもしれない。
たぶん、微妙な湿り具合(シンナーの残り具合)によって、いろいろ状況が異なるのではないか。

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