我が家にネコがやってくる? かも?

次の週、またその店へ行った。

 またその猫がいた。
そのとき、「ラグドールのシールポイントミテッド」という種類だということがわかった。

家に帰って、インターネットでいろいろ調べる。
ラグドールというのが猫の種類、シールポイントミテッドというのが毛色のことらしい。
(※ ペットショップ撮影写真を借用)

2011_07_18_cat-3 -mod

調子に乗っていろいろ調べてみると、最近では一切外に出さずに家の中で飼う買い方が一般的になっているという。

これまでたかとら家では何度か猫を飼っているが、家に出入り自由の放し飼いで、事故に遭ったりして長生きしていない。
もう飼い猫が死ぬ姿は見たくないということで、一生猫は飼うまいと心に決めていた。

が、あの猫がどうにも気になる。
飼うかどうかは後で決めるとして、取り敢えず「猫を飼うとしたらと仮定して」いろいろ調べてみることとした。

それまであまり気にしてなかったが、いろいろな猫の写真を見ていると、自分の好みがだんだんと絞られてきた。
まず、色は三毛。
尻尾は長くふさふさ。身体全体の毛も長い方がいい。

そういった条件で猫の種類を特定していくと、メインクーン、ノルウェージャン・フォレストキャット、バーマン、ラグドール、ラガマフィンという種類に絞られた。
そこからさらに絞り込んでいく。

メインクーン、ノルウェージャン・フォレストキャットは5㎏をはるかに超える世界一大きな猫のようだ。
あまり大きくなられても困るので、この2種類は却下。

ラグドールはすでに現物を見ているので、候補に残す。
ラガマフィンはほとんどラグドールと同じで、これも候補に残す。

そして、バーマンというのが、例の気になった白いラグドールと同じタヌキ顔で、なかなか良さそうだ。

ということで、「もし飼うとしたら」ということでバーマンの仔猫を探してみることとした。

ところが、バーマンの仔猫は極端に数が少ないようでネットでも見つからない。
それではということで、ラガマフィンを探したが、これも極端に数が少なく、しかも価格が高い。

結局、すぐ買えるぐらいの数が揃っているラグドールに落ち着くこととなった。

その日から、ラグドール探しが始まった。
ネットで、そしてあちこちのペットショップで。

条件は、なるべく小さい状態から育てたいので、生後2か月が条件だ。
最初に見かけた例のラグドールは、この時点ですでに2か月を超えて、体格も大きくなりつつあったので候補からは外れている。

ブリーダーで2か月未満の仔猫を見つけたが、問い合わせてみると、引き渡しは3か月後だという。
他のブリーダーでも意外と2か月そこそこで引き渡すのはないようだ。