ホッカイダー2010 その11

0900  星の庵発

今日の目標は、日本海側へ出ること、すなわち西へ向かうのだが、その前に、昨日、時間が遅くなって行けなかった十勝岳温泉へ寄ることとした。

昨夜のうちにルートはナビに登録してあり、ここ美瑛から十勝岳へ行って帰って昼前に戻れれば、十分日本海側まで辿り着く計算だ。

美瑛町

道道966号

と、勇んで出発したはよいが、朝方、晴れていたのにもかかわらず、十勝岳の方向は雲がかかっている。

2010_08_15-23_hokkaido 257

何年か前のホッカイダーのときに訪れたときは、素晴らしくきれいな写真が撮れたものだが、今日は無理か?

2010_08_15-23_hokkaido 258

2010_08_15-23_hokkaido 264

前回は気付かなかった「展望台」に寄ってみる。

2010_08_15-23_hokkaido 272

活動している火山の足元まで寄ってみる感じで、山肌が現れて土・岩がごろごろしているところが“展望台(といっても見下ろす感じではない)となっている。

2010_08_15-23_hokkaido 271

見上げるは十勝岳。

2010_08_15-23_hokkaido 277

展望台を後にし、白銀荘キャンプ場へ寄ってみる。

2010_08_15-23_hokkaido 283

このロケーションは魅力的だ。
一度はテントを張ってみたいsmiley

2010_08_15-23_hokkaido 284

そして、目的地の「吹上露天の湯」へ到着。

2010_08_15-23_hokkaido 437

2010_08_15-23_hokkaido 446

前回、寄ったときは、このように何十人もの見物客が見下ろしていて、これでは見せ物じゃないか、と風呂に入らずに戻ったものだったが、今日はそれらしき見物客は一人もいない。

2010_08_15-23_hokkaido 447

よし、これなら安心してゆったり浸かれるぞ、と喜んで階段を降りて行った。

先客はライダーふたり+ひとり。
その後は関西のおじさん二人組。

お湯はこのように澄んでいるが、岩が緑色に変色する性質のもののようだ(確か、蔵王温泉にこのようなところがあった)。

2010_08_15-23_hokkaido 436

湯船は清掃が行き届いており、好感が持てる。
下の方の湯船がちょっと熱めだが、適度な感じ。

2010_08_15-23_hokkaido 450

しかし、一番上の湯船は・・・。

先客のおじさんの「気をつけた方がいいぞ!」 のアドバイスに従い、そろりと足を入れてみたところ・・・。

これは熱い!
羅臼の「熊の湯」をさらに1~2度上回る温度だ。

2010_08_15-23_hokkaido 448

それ以上無理をすることはせずに、おとなしく下の方の湯船にゆっくりと浸かった。

2010_08_15-23_hokkaido 443

1100 「吹上露天の湯」発

ホッカイダー2010 その10

一方、宿の中から見ると・・・。

2010_08_15-23_hokkaido 238

窓枠が大きくとってあり、外の風景がほんの手の届くところにあるようだ。

2010_08_15-23_hokkaido 237

0800  朝食
といったところで、朝食タイム。

2010_08_15-23_hokkaido 234

メニューはこちら。

パンは自家製の焼きたて。

2010_08_15-23_hokkaido 241

コーヒーと紅茶にも拘っているとのこと。

2010_08_15-23_hokkaido 244

たかとらが選んだのは、チョコラータティー。

2010_08_15-23_hokkaido 245

2010_08_15-23_hokkaido 252

デザートはヨーグルト。

2010_08_15-23_hokkaido 253

食事を終えて、旅立ちの用意だ。

おっと、その前に、たかとらが泊まった一人部屋はこんな感じ。

2010_08_15-23_hokkaido 254

それと、玄関横の薪ストーブ。

2010_08_15-23_hokkaido 255

ホッカイダー2010 その9

三日目 晴れ

0700 起床
天気がいいので、宿の周りを歩いてみる。
昨日は夜、暗くなってから着いたので、周りがよくわからなかったが・・・。

丘の上に位置しており、360°見渡せる、のんびりとした風景だ。
空を見上げると、雲の形が面白い。

2010_08_15-23_hokkaido 247

2010_08_15-23_hokkaido 248

 

目を地平線に転じてみる。

2010_08_15-23_hokkaido 249

 

むー、このままでも絵になりそうだ。

2010_08_15-23_hokkaido 250

魚眼レンズに付け替えて・・・。

まずは、宿の方。

2010_08_15-23_hokkaido 203

 

続いて、丘の方。

2010_08_15-23_hokkaido 204

 

少し露出を変えてみた・・・。

2010_08_15-23_hokkaido 205

 

宿の外観はこんな感じ。

2010_08_15-23_hokkaido 215

丘に面するテラスはこのようになっている。

2010_08_15-23_hokkaido 227

モシロチョウが花にとまっている。

2010_08_15-23_hokkaido 218

こちらは、ひまわりにとまっているモンシロチョウと??チョウ。

2010_08_15-23_hokkaido 224

2010_08_15-23_hokkaido 223

2010_08_15-23_hokkaido 222

ふと気がつくと、向こうでは気球が・・・。

2010_08_15-23_hokkaido 221

こちらはトンボ。
蝶と違って、トンボは意外とじっとしていてくれるので、写真を撮りやすい。

2010_08_15-23_hokkaido 228

2010_08_15-23_hokkaido 230

2010_08_15-23_hokkaido 233

ホッカイダー2010 その8

1855 星の庵

1915 夕食

まずはビール。

2010_08_15-23_hokkaido 174

 

そして、ずらりと並んだおかず。 地元産の食材を使った大皿料理だ)^o^(

ナス炒めとシソの葉

2010_08_15-23_hokkaido 170

 

ミニトマト・・・いろいろな種類のいろいろな形、味。

2010_08_15-23_hokkaido 171

 

じゃがいものグラタン(?)

2010_08_15-23_hokkaido 172

豆とニンジンのオカラのようなもの(?)とピーマンと豚肉炒め。

2010_08_15-23_hokkaido 173

これらを皿に盛りつけたところ。

2010_08_15-23_hokkaido 175

ごはんは、白米と玄米ごはんの二種類が用意される(左写真は玄米ごはん)。

2010_08_15-23_hokkaido 176

炊くときは、この釜で。

2010_08_15-23_hokkaido 181

デザートは、バナナのババロア。 甘さ控えめで美味だった)^o^(

2010_08_15-23_hokkaido 183

食堂の様子は、こんな感じ。

2010_08_15-23_hokkaido 177

2010_08_15-23_hokkaido 178

2010_08_15-23_hokkaido 179

食事が終わった後は、すべての電気を消して、ランプの灯のみでまったりタイム。

2010_08_15-23_hokkaido 185

2010_08_15-23_hokkaido 186

そして・・・、
今回のホッカイダー初の星空撮影(魚眼レンズ使用)。

2010_08_15-23_hokkaido 188

2010_08_15-23_hokkaido 191

2010_08_15-23_hokkaido 196

雲は出ていたものの、明るい星が写っている。

※ 絞り開放 f2.8  シャッタースピード30秒  三脚使用

ホッカイダー2010 その7

1640 富良野手前
山を抜けて、富良野の市街に入るところで振り返って見た景色。

雨が降った後、空気が澄んで、色合いが鮮やか。

2010_08_15-23_hokkaido 158

天からの光の道が見える(^_^)

2010_08_15-23_hokkaido 153

急速に光が射してきた。

2010_08_15-23_hokkaido 160

光の道が神々しい(^o^)

2010_08_15-23_hokkaido 162

今にも天使が降りて来そう(^-^;

2010_08_15-23_hokkaido 164

ちょうどいい具合に電車が走ってきた :-P

2010_08_15-23_hokkaido 159

ここで、今晩の宿の星の庵に電話を入れる。

やはり、吹上温泉を廻っていくのは厳しそうだということで、目的地を富良野温泉に切り替える(吹上温泉は、明日の早朝、朝食前に行ってくるというのもあるだろうから(^_^))。

1705 フラヌイ温泉着
ということで、やって来ましたフラヌイ温泉
入浴料 600円

2010_08_15-23_hokkaido 166

ここは、去年、狼金さんと寄る予定だったのだが、時間が遅くなってパスしたところだったので、期待度満々だ)^o^(

近くに富良野キャンプ場があることから、バイク、自転車で来ている入浴客が多いようだ。
中に入ると・・・。

うーむ、窓がない。
相当、使い込まれた設備だが、せめて窓が、せめて露天風呂があればだいぶ印象が変わると思うのだが。

いかんせん、窓が・・・。

外の景色が全然ないのが×××。

そして、お湯がぬるいのはびっくり。
もちろん沸かし湯の温かい湯船もあるが、奥の方は水温30数度の源泉で、皆、なかなか出たがらない。
ずっと浸かっていても、一向に身体が温まるはずはないのだが(^_^;)

ちょっと面白い温泉ではあった(^_^)

さあ、温泉でさっぱりした後は、一路、今晩のとほ宿に向かう。

2010_08_15-23_hokkaido 167

1815 フラヌイ温泉発

給油

ホッカイダー2010 その6

1600 三段滝

またもや突然現れた滝。

2010_08_15-23_hokkaido 132

一旦通りすぎてしまったが、すかさずUターンして、駐車場にバイクを滑り込ませる。

2010_08_15-23_hokkaido 148

 

芦別の「三段滝」というのだそうな。

2010_08_15-23_hokkaido 147

 

ちょっと覗くと、板状の岩がなかなかの景観のようだ。

2010_08_15-23_hokkaido 149

十勝岳への時間が気になったが、この滝は次に来るチャンスはないだろう。
十勝岳の方は、明日の朝方に行くという選択肢もあると判断し、三段滝の景観をカメラに収めることにする。

上の方は、岩の間を水が流れている感じ。

2010_08_15-23_hokkaido 133

2010_08_15-23_hokkaido 146

 

これが、下の方に行くと、一気に水量が増していく。

2010_08_15-23_hokkaido 136

2010_08_15-23_hokkaido 137

2010_08_15-23_hokkaido 138

そして、流れ終わったあとは、ゆるやかな流れに変わっていく。

2010_08_15-23_hokkaido 145

大した滝じゃないだろうと三脚を持っていかなかったが、手持ちでの1/8秒シャッタースピードの撮影にチャレンジ。

2010_08_15-23_hokkaido 140

2010_08_15-23_hokkaido 141

2010_08_15-23_hokkaido 142

2010_08_15-23_hokkaido 143

2010_08_15-23_hokkaido 144

 

1615 「三段滝」発

 

ホッカイダー2010 その5

1450 カッパを着る。
行き交う車も少なく、快調に走っていると、突然冷たい風が漂ってきた・・・。
むむっ、これはひょっとすると、と思う間もなく雨がぱらぱら降ってきた。
行く先の空も、にわかに雲が出てきている。

よしよし、早めの対処だ。
ということで、バイクを停め、カッパを着込む。

これが進行方向。

2010_08_15-23_hokkaido 112

そしてこちらが、今、走って来た方向。

2010_08_15-23_hokkaido 113

再び走り始めると、凄い勢いで雨が降ってきた。

上り坂で雨水はすぐ流れるはずなのに、何センチか深さのある川の中を走っているような感覚だ。

凄い集中豪雨だ。
これでは十勝岳温泉になんか寄るどころの話ではない。
早いところ、宿まで辿り着かなければ(^-^;

思ったのも束の間、降り出したのと同じように、突然、雨足が弱まってきた(@_@)

それまでしがみついていたハンドルから力を抜くと、前方を見る余裕が出てきて、雲が動いてるのが見て取れた。
おおっ、これは間もなく止むな(^_^)

しばらくすると、ヘルメットのシールドに当たっていた雨粒が止まっていた。

1520 カッパを脱ぐ。
「キムン橋」という橋を渡ったところでバイクを停め、カッパを脱ぐ。
結局、強い雨が降っていたのは10分から15分といったところか。

2010_08_15-23_hokkaido 115

後ろを振り向いて見ると、雨雲が急速に引いていく様子が見えた。

2010_08_15-23_hokkaido 118

ちょっと一服のつもりで、回りの風景を撮ってみる。

2010_08_15-23_hokkaido 120

2010_08_15-23_hokkaido 124

マクロで撮った、葉っぱに乗った滴とトンボ。

2010_08_15-23_hokkaido 127

2010_08_15-23_hokkaido 129
この山々の向こうが富良野だ。
2010_08_15-23_hokkaido 130

 

ホッカイダー2010 その4

1410 南大夕張駅跡
時間も押してきて、快速旅団は諦め、清水沢からそのまま夕張国道へ入ってまもなく・・・。

突然、左手に機関車の黒い巨体が目に飛び込んできた。 これはシャッターチャンスと、バイクを近づけて停める。

「三菱大夕張鉄道車輛保存地」とある。

2010_08_15-23_hokkaido 096

 

こんなものがいきなり道端に現れるとは! 思わぬ収穫だ(^o^)

正面。

2010_08_15-23_hokkaido 098

 

運転席部分。
左右の目玉のような部分は通気孔か?

2010_08_15-23_hokkaido 108

 

連結部。

2010_08_15-23_hokkaido 109

 

こんなところにリーフスプリングが・・・。

2010_08_15-23_hokkaido 110

 

客車の内部。
昭和レトロの匂いを感じさせる木製だ。

2010_08_15-23_hokkaido 111

 

たかとら号と機関車の貴重なショットも、いろいろ撮ってみる。

バイクと比べると、その巨大さがわかる。

2010_08_15-23_hokkaido 099

 

客車をバックにたかとら号。

2010_08_15-23_hokkaido 103

 

ラッセル車とたかとら号。

2010_08_15-23_hokkaido 106

 

たかとら号アップ。

2010_08_15-23_hokkaido 107

 

これだけの貴重な機関車なのに、地図には載ってなかった・・・。

さあ、明るいうちに十勝岳温泉に寄って、富良野のとほ宿ヘ向かおう。

 

ホッカイダー2010 その3

道道259号~国道234号~追分~道道462号
このルートは、 以前にも通ったことのあるものだ。 走っているうちにモヤが晴れてきて、気温もどんどん上がってきた。

この時点でお昼を過ぎていて、だいぶ腹が減っていたが、以前に寄ったことがある駅前でトウモロコシを食べた記憶があったので、そこまで我慢することとする(^_^)

1255 石勝線かわばた駅
おー、そうだ、そうだ、ここで何年か前にトウモロコシを食べたのだった・・・。

2010_08_15-23_hokkaido 084

 

今年もトウモロコシがありますように(^_^;) (去年、トウモロコシを探して狼金さんとさまよった記憶が蘇るo(><;)(;><)o)

しかし、ソフトクリームはあるものの、トウモロコシはなかった。 今年もトウモロコシは不作なのか。・°°・(>_<)・°°・。

 

気を取りなして、天気がいいので、バイクの写真を撮ってみる。
まずは、ピントを向こうの木に合わせて・・・。

2010_08_15-23_hokkaido 085

 

続いて、手前のバイクにピントを合わせて・・・。

2010_08_15-23_hokkaido 088

 

道道462号~国道274号
食事ができる店を探して走り続ける。

1300 夕張手前の「銘産センター」着
ようやく食事が取れる場所が見つかった(^_^)

2010_08_15-23_hokkaido 089

 

日替わりランチ 600円

2010_08_15-23_hokkaido 199

 

そして、昼飯直後にどうかとは思ったが、去年のこともあるし(どうせあとで食べる機会はいくらでもあると思ったら、なかった(T-T) )・・・。

ということで、今年初のとうもろこし(^o^)
とうもろこし 150円(?)

2010_08_15-23_hokkaido 197

 

昼も13時を回ってほとんど客もなく、何となく売れ残りみたいだったが、あとから思うと、ここのが一番旨かった(^o^)

1340 夕張手前の「銘産センター」発

これから向かう夕張山地。

2010_08_15-23_hokkaido 093

2010_08_15-23_hokkaido 094

 

この時点では、清水沢から道道38号線に入って、「快速旅団」を覗いて、再び清水沢に戻り、夕張国道(国道452号)~富良野~十勝岳温泉~美瑛のルートを予定していたのだが・・・。

 

ホッカイダー2010 その2

二日目 曇りときどき晴れ一時雨

0630 起床
フェリー二日目の朝。

起きるや否や、カメラを持って甲板に出てみる。
去年は曇っていて、小雨も降っていた記憶があるが・・・。

今年は大丈夫なようだ。雲は出ているが、雨の心配はなさそうだ(^_^)

2010_08_15-23_hokkaido 029

水平線の辺りに太陽の光が射している。

2010_08_15-23_hokkaido 030

フェリー甲板から、下を見下ろす。

2010_08_15-23_hokkaido 034

このあと、ゆったりと朝風呂に浸かる。

0750 朝食

朝食は、昨日の夕食時に一緒に買っておいた“ぼた餅(あんこ、きなこ)”。
それと、昨日の残りのホタテ貝柱。
今年は、狼金さんがいないので、至ってシンプルだ(^_^;)

2010_08_15-23_hokkaido 036

それにしても客が少ない。 窓際の席も、難なく確保できる。

2010_08_15-23_hokkaido 037

このあと、部屋に戻り荷物をまとめ、この窓際の席で、ナビで走行ルートのシミュレーションしながら上陸を待つこととする。

ipadのインターネットはなかなか繋がらない。 auの携帯が繋がるようになっても、さっぱりだ。 ソフトバンクの通話可能エリアは、明らかに狭い。

結局、ipadのインターネットが繋がるようになったのは、仙台港に入ってからだった(^_^;)

1045 フェリー甲板へ

荷物を持って、甲板に上がる。
例によって、カモメだかウミネコが寄ってきているところを撮ってみる。

2010_08_15-23_hokkaido 062

今年は連写もできる一眼レフを持ってきているので、性能の見せ所だ(^o^)

2010_08_15-23_hokkaido 063

のはずだったが、ほとんどピントが合わない。

2010_08_15-23_hokkaido 067

あとで気付いたのだが、ピント合わせが風景用の中央一点モードのままだった(^。^;) !

2010_08_15-23_hokkaido 071

2010_08_15-23_hokkaido 072

2010_08_15-23_hokkaido 073

1100 上陸準備

艦内アナウンスがあったので、バイクのところへ向かい、手荷物を括り付ける。

2010_08_15-23_hokkaido 080

1120 苫小牧上陸
無事(? 去年の狼金さんの例があったので(^_^;)、上陸。
だいぶモヤが出てるのが気になったが・・・。

結構、蒸し蒸しする。

2010_08_15-23_hokkaido 082

荷物を結い直して、さあ、出発だ(^o^)