イギリス センチュリオン 【タミヤ1/25】 その1

タミヤ No.30614 1/25 デラックスシリーズNo.14 「イギリス陸軍中戦車 センチュリオンマークⅢ」である。

箱絵でもばっちり描かれているように、砲塔内だけでなく、戦闘室・操縦席などの内部構造が完全に再現されたキットだ。

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箱を開けているみると、予想どおりパーツがぎっしり詰まっている。

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箱の真ん中が緑色のボックスで仕切られている。
組立式キャタピラと車体下部が入っていたので、それらを取って捨てようとしたしたとき、ふと底面に印刷されている戦車の写真が目に入った。

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えっ、このビッグ・タンクシリーズって、こんなに種類が出てたのか!

そういえば、このセンチュリオンは確かNo.14。
上箱の横にもシリーズのほかのキットが載っていたなあと思い出し、改めて上箱を見て見たら、あったあった!

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内部構造が完全に再現されたものとしては、バンダイの1/48電撃機甲師団シリーズが有名だったが、タミヤでも10数種に及ぶシリーズがあったとは驚きだ。
それも1/25のビッグスケールでだ。
改めてタミヤの底力を感じた(^_^)
タイガーやパンサーもあったようなので、ぜひこちらの方も再販願いたいものだ(^o^)

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組立説明図は20ページもの分厚さだ。

最初の注意書きを見ると、

〇接着部分を緑色で表示
〇必ず塗装をしよう

などと、今では見られないような表示がされているのが興味深い。

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各ページでも、実車の写真、パーツの配置説明など、説明図を補う情報が満載だ。
最近のキットも、カラーの塗装図を付けるよりも、まずはこうした情報を充実させるべきだと思うのだが。
コスト的に困難であればホームページに掲載する方法もあると思うし(^_^)

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実車解説のほか、写真も豊富に載せられている。

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 架橋タイプなどレアな写真もある。

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続いて、パーツのチェックだ。
大きさは言わずもがなだが、さすが内部構造付きなので、パーツはびっしりだ。
興味深いのが、内部構造部分のパーツ(左上)の色が車体と違えていること。
1/35の米軍兵員輸送車(ブラッドレーだったか?)でも確かこのような仕様であったと記憶しているが、タミヤとしては、内部構造再現の場合は色違いとするという基準があったのかもしれない。

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これが小学生のときの憧れの的だった組立式キャタピラ。
当時、モデルカステンの組立式可動式キャタピラが発売されていたかどうかわからないが、タミヤ1/35タイガーⅠの組立式キャタピラより遥か前にこのようなキャタピラがすでに存在していたことは驚きだ。

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さあ、ようやく組立てに取りかかる。

まずは転輪から。
さすが1/25スケールだけあって、ボルトの再現性がいい。

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装填部、戦闘室の部品もご覧のとおり、細かいボルトなどが再現されている。

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といったところで、今日はここまで。

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雪風3隻同時製作プロジェクト 【ハセガワ&タミヤ1/350】 その1

これから1/350スケール「雪風」の3隻同時製作プロジェクトを開始したいと思う。

なぜ3隻同時かって?
どれから先に作るか考えている隙に同時に作ってしまえば、結果的に早く作れるのではないだろうか、などという安易な考えからである(^_^;
もう一つの真面目な理由としては、同時に作ることによって、どの辺が違うのか新たな発見をしながら作れるからである。

これまでもパンサー、Ⅲ号戦車、Ⅳ号戦車などは、「ほぼ同時並行的」に作ってきたことはあったが、まったく同時に作るというのは初めてである。
今回の試みで早く作れることがわかれば、今後のたかとら流モデリングの主流となるかもしれない(^_^;)

ということで、初回の今日の題材は、

ハセガワ No.40063 1/350 「日本海軍 甲型駆逐艦 雪風 昭和十五年竣工時」
ハセガワ No.40022 1/350 「日本海軍 甲型駆逐艦 雪風 天一号作戦」

である。

まずは外箱のチェック。
側面にはそれぞれ完成時の写真が載っている。

艦橋・マストの形状などが微妙に違っている。 大きな違いとしては、「天一号作戦」時の方が、後方の砲塔が一つ少ないところか。 兵装というのは、戦争が進むにつれて増強するものだと思っていたが、砲塔を減らしたというのは何か理由があるのだろうか。 と思いつつ、写真をよく見たら、主砲を減らした代わりに、機銃を何機か設置したようだ。 なるほど(^_^)

次の写真は、「竣工時」の方の箱裏。
完成時の写真がカラーで掲載されている。
なかなかデラックスな箱裏だ。
また、こちらのバージョンには、写真のような艦載機がオマケで付いている。
透明部品なので、果たしてここまで完成塗装できるかどうか。

続いて箱を開け、パーツを取り出してみる。

1/350スケールといっても、それほど微細なパーツがぎっしりというわけではない。
数量的には1/700スケールとさほど変わらないような印象だ。

 こちらの写真が、上で紹介した艦載機の透明パーツだ。

早速、艦底から作り始める。
考えてみれば、ウォーターラインではないフルハルモデルを作るのは、子供のときに風呂で遊ぶ用にモーターライズのを作って以来ではなかろうか。
もちろん1/350のビッグスケールは生まれて初めてだ。

左右を貼り合わせて、甲板を接着する。

続いて、艦橋・煙突などを組み立て、甲板に据えつける。

 

煙突・艦橋のアップがこれ。

煙突の排気管(?)孔、階段などが確認できるだろうか。 このあたりが1/350スケールならではの再現性だ。

といったところまでで、結構な時間がかかってしまった。 実は、甲板を貼り付けた後で、甲板裏側から穴を空けてないことに気づき、慌てて甲板を剥がして・・・、などという余計な作業をしてたからなのだが(要は、組立説明図を良く読んでいないということ(^_^;)

今日のところは、残念ながらタミヤの雪風までは手が回らなかった。
さすがに3隻同時というのは、なかなか難しいようだ(^-^;。

アメリカ 75mm対戦車自走砲M3 【ドラゴン1/35】 その1

ドラゴン No.CH6467 1/35 「WW.Ⅱ アメリカ陸軍 M3 75mm対戦車自走砲(GMC)」である。

ハーフトラックに75mm対戦車砲を搭載し、装甲で覆った、がっしりしたイメージの車両だ。

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早速、箱からパーツを取り出して見る。 かなりのボリュームだ。

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まずは荷台部分から作り始める。 非常に合いがよく、ストレスなくきれいに組み上がっていく。

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この車両には、4個のジェリカンを付けることになっているが、結わえ付けるベルトの彫りが深いからだろうか、このジェリカンの出来が非常によい。

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さらに、荷台部分の全部に砲弾を組み込む。 ちょうど対戦車砲の下に位置するので、砲身を搭載すると見えなくなってしまうのだろうが、なかなか精密にできている。

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続いてシャシー部分だ。
前輪のタイヤは自重変形になっている。

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エンジン、サスペンション、シャフトドライブなど、こちらもきれいに組み上がっていく。

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この米軍ハーフトラックシリーズでヒット賞と言えるのが、この後輪のキャタピラ部分だろう。
起動輪、誘導輪を挟み込むキャタピラ構造となっている。

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タイヤ、キャタピラ部分を組み込んで、下半分が完成だ。 なんとも美しい形ではないか(^o^)

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 といったところで、今日のところはおしまい。

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ドイツ Ⅲ号戦車N型 【ドラゴン1/35】 その3

溶接跡を再現したエッチングパーツを挟んだジェリカンをラックに載せる。

説明書には7個載せるとなっているが、どうしてもあと一個が入らない。
どうやらエッチングパーツの厚みの分がサイズオーバーとなっているようだ。

それでは、とラックの方を一旦切り離して・・・、とも思ったが、そうするとラックが砲塔上面からはみ出してしまう。

結局、すき間ができてしまうが、ジェリカンの数を6個にすることとした。

 

 

リアの方はこんな感じ。
こちらも砲塔上面と同様に、説明図指定よりジェリカンを一個減らしてセット。

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増加装甲はご覧のとおり。

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リアフェンダーは、ご覧のように孔が開いた形だ。

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砲塔内部は、砲身後部はもちろん、換気口やハッチの把手など、抜かりなく再現されている。全体の仕上がりはご覧のとおり。
カチッとしていかにも戦車、という感じだ。

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今日のところはここまで。
あとはキャタピラを組み付ければ組み立て完成だ(^o^)

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ドイツ 3トントラック 【タミヤ1/35】 その1

タミヤ No.291 1/35 「ドイツ 3トン 4×2カーゴトラック」である。
ドイツ軍のトラックとしては久しぶりのキットだ。

パーツはご覧のとおり。ドラム缶、ジェリカンなどのパーツも入っているので、数は多そうに見えるが、本体部分のパーツはそこそこといったところ。

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組み立てはさくさく進む。
シャシー部分にサスペンション、タイヤ、ドライブシャフトを組み付ける。

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ボンネット・運転席、荷台もぱかぱかっと組み上がったところで、今日のところはおしまい。

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38(t)偵察戦車短砲身7.5cm砲搭載型 【ドラゴン1/35】 その1

ドラゴン No.CH6310 1/35 「ドイツ軍38(t)偵察戦車短砲身7.5cm砲搭載型」である。

38(t)ベースなので、小さな車体ではあるが、異形の砲塔が特徴的だ。

パーツはご覧のとおり、ぎっしり詰まっている。といっても、バリエーションキットなので、使わない部品が半分ほど占めるが。

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このキットは、操縦席内のトランスミッション部分が再現されているが、そのまま組むと軸がまっすぐにならない。

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そこで、軸の根元部分を少し切り詰めて左右の軸が一直線になるようにしてみた。

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そのほか、サスペンション、転輪などを取り付けて、今日のところはここまで。

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ドイツⅡ号戦車A~C型(フランス戦線) 【タミヤ1/35】 その2

分割式のキャタピラを巻き付けていく。
ところが、起動輪がうまくはまらない。
転輪・誘導輪の位置は問題ないようだ。
起動輪が少し外側に出っ張っているように見える。

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タミヤのキットで、このように明らかに「ずれている」というのは記憶がないので、どこか接着ポイントが間違えたのだろう。
しかし、起動輪カバーはがっちり接着してしまっているので、今さら取り外せない。
あれこれ考えるより、起動輪の軸を取り去り、車体に直付けとすることとした。

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マフラーカバーはエッチングパーツが付属している。
これを丸めて瞬間接着剤できれいに接着するのは、結構難しいのだが・・・。
と思っていたら、完全に円筒型に接着するのではなかった。
写真のように、車体にツメをはめ込むことで固定する形となっている。
これなら失敗は少ない。
タミヤさん、これはグッド(^_^)

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といった感じで、組み立て完成と相成った。
起動輪の軸を取り去ってしまったので、ピタッとキャタピラが張ってないし、接着剤が乾くころには、多分、少し位置がずれてくるのだろうが、まあ、仕方ない。
たまには失敗もあるさ(いつもか(^_^;)

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8輪重装甲偵察車 パックワーゲン 【ドラゴン1/35】~その1

ドラゴン No.CH6221 1/35 「WW.Ⅱ ドイツ軍 Sd.kfz.234/4 75ミリ対戦車自走砲8輪重装甲偵察車 パックワーゲン」である。
長砲身の7.5cm Pak40を搭載した対戦車自走砲型だ。

内部構造も完全再現されるため、パーツ数は多い。

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まず、タイヤから組み立てる。

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続いてシャーシにサスペンションを組み付ける。

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これにタイヤを組み付ける。 軸受け部分は、突き出しピン部分をはめ込んで固定される形となっているが、これだと8輪をぴたっと整列させるのがかえって難しいので、写真の一番手前のように、ピンをカットして自由に動かせるようにした。
後で8輪を接地させるときに接着剤を流し込んで固定させればよい。

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 タイヤを組み付け、板バネを載せると次の写真のようになる。

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車体内部は細かいところまで再現されている。 これにハンドルポストほかいくつかパーツを付けたところで、今日は終わりだ。

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ドイツ Ⅲ号戦車N型 【ドラゴン1/35】 その1

ドラゴン No.CH6431 1/35 「WW.Ⅱ ドイツ軍Ⅲ号戦車N型 第501重戦車大隊 アフリカ」である。

最近、Ⅲ号戦車系列づいているが、今年の正月の作り初めしたキットである。

今回は、まずジェリカンから。

写真のように、エッチングパーツを挿んで接着するようになっている。

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せっかく入っているパーツで、瞬間接着剤も付けやすいので、そのまま接着してみたが、どうも大きさが合ってないのか、大きすぎて左右の張り合わせ面から少々はみ出している。

実物にもこんなものはないのに、何でこんなパーツが入ってるのだろう? と不思議に思ってネットで調べてみたら、どうやら左右の張り合わせの溶接跡を再現するものらしい。

しかし、いくらなんでも溶接跡にしては、はみ出すぎである。
まあ、次からはこのパーツは無視することとしよう。

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気を取り直して、左右のフェンダー上のOVM、リアの排気管部分の細々したパーツを組み付けたところで、今日は終わり。

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