Nr 699 【異恒星のもとのテラ】 クルト・マール
公会議サイクルの最終エピソードだ。
とい・トも、本巻ではラール人も超重族も登場しない。本来の意味での最終エピソードは前巻の前編で描かれている。
本エピソードは、次のアフィリーサイクルのエピローグとして位置・ッられる内容だ。
昆虫種族プローン人の女王と裏切りの女王の確執を利用して、恒星メダイロンに突入する運命の地球と月の軌道を何とか元に戻そうとするローダンたち。
結局、頼みの綱の裏切りの女王はプローン女王により酬ナさせられたが、そのプローン女王により、テラ=ルナ系は蠀闍O道に乗せられる。
最後の方に、さりげなく恒星メダイロンの「黄色・ロいオレンジ色の太陽光」という説明があnラ、これが、この後のアフィリー現象の元凶とならキとの伏線とな・トいる。
Nr 700 【アフィリー】 クルト・マール
いよいよアフィリーサイクルの開幕だ。
とい・トも華々しいスペースオペラが展開されるわけではない。むしろ、話の内容としては、全体を通して一番・「と昔かもマわれていたサイクルだ。
しかし、よくぞここまで来たものだ。原書で700巻。日本版で350巻。前々からこの700巻が一つの区切り、到達目標と認識していたような気がする。500巻、600巻ではこのような感慨はなか・ス。800巻、900巻でもないだろう。なぜなら、700~800巻の・「、苦しいストーリーがいわば産みの苦しみとな・ト、800巻以降のローダンシリーズでも最も面白いストーリーが展開されるのだから。そして、さすがに1,000巻はまたまた感慨深くなるだろうが。
さてさて、本エピソードのストーリーだが、ベースとしては、前サイクルの最後で新しい恒星メダイロンを得てから80年が過ぎて、西暦3540年の時代で、メダイロンの放射線を浴d┸結果、感情を失う「アフィリー」現象が生じてしまう。
そして、あろうことかアフィリーサイドの首謀者に、ローダンが最も信頼してきた、永年の相棒たるレジナルド・ブルがな・スことから、ローダンたち少数の正常者グループは地球から追放されらキとになる。
そこで登場するのが、鉄アレイ型の最新鋭宇宙船「ソル」だ。
以後、この物語の舞台は、ソルでも・ト故郷銀河へ戻ろうとするローダングループ、地球へ残り、ブルたちアフィリカーに抵抗するロワ・ダントン(ローダンの息子)グループ、そして元から銀河系に残り、ラール人に抵抗を続けるアトラングループと、目まぐらクく移りつつストーリーが進むことになる。
※ 本シリーズは、しばrY2月、6月を除く各月刊行(年10冊)され、その後、完全月刊(年12冊)とな・トいたが、今月の「アフィリー」の槍・見たら、なんと「9月は2冊刊行!!」という文字が・・・
早川書房のホームページによると、今年始めの読者プレゼントの反応が良か・スため、刊行ペースを少し純Oようという話にな・スようだ。これで売り純Oが順調であれば、さらな・フ行ペースのアップも望めるかcハれない。
それでも、本国ドイツではすでに2,450巻を超え(乗・トいる宇宙船は《ジュール・ベルヌ》だとか)、まだまだ続く見込みなので、十分な早さとはいえないのがつらいところなのだが・・・
2,450巻と言えば、日本版で1,225巻。今日現在で350巻だから、あと875巻あらキとになる。
仮に年20冊刊行しても、40年経・トもまだ終わらないというのは・・・。
とにDくにも刊行ペースアップは大歓迎なので、今後とdヰ・走[及び翻訳家チームにはエールを送りたい。
ローダン・ファンの皆様へ 史上最長のスペースオペラ〈宇宙英雄ローダン〉シリーズ2008年9月は2巻刊行!
2008/08/06
長年にわたり、〈宇宙英雄ローダン〉シリーズをご愛読くださり、まことにあvbとうございます。また、今年1月の撤サパネルプレゼント、愛読者アンケートに多数のご応募、熱心な応援の声をいただいたこと、かさねて感謝申し純Oます。編集部に寄せられた貴重なご意見を参考に、も・ニ早いペースで読みたいとのご要望にお応えするため、今年9月に初めての試みとして、月2巻を刊行すらキとになりました。通常は毎月1巻上旬発売の当シリーズですが、今年9月に谀閨A上旬と下旬にそれぞれ1巻ずつ、月に2巻を発売いたします。
9月上旬発売
第351巻『自由への旅立ち』
エーヴェルス&ダールトン 渡辺広佐訳
"愛の本" と呼ばれるパーセラーが物語るローダンと遠征船《ソル》の乗員の運命とは?
9月下旬発売
第352巻『アウトサイダーの追跡』
クナイフェル&ヴルチェク 天輀t樹訳
テラでは、アフィリーの影響をうけない者を狩りたてるアウトサイダーが・オていた!2009年以降の刊行予定につきましては、後日このページで発表します。
今後とも、ローダン・シリーズをご愛顧のほど、よろしくお且・「たします。【ハヤカワ・オンラインより引用】