0900 星の庵発
今日の目標は、日本海側へ出ること、すなわち西へ向かうのだが、その前に、昨日、時間が遅くなって行けなかった十勝岳温泉へ寄ることとした。
昨夜のうちにルートはナビに登録してあり、ここ美瑛から十勝岳へ行って帰って昼前に戻れれば、十分日本海側まで辿り着く計算だ。
美瑛町
道道966号
と、勇んで出発したはよいが、朝方、晴れていたのにもかかわらず、十勝岳の方向は雲がかかっている。
何年か前のホッカイダーのときに訪れたときは、素晴らしくきれいな写真が撮れたものだが、今日は無理か?
前回は気付かなかった「展望台」に寄ってみる。
活動している火山の足元まで寄ってみる感じで、山肌が現れて土・岩がごろごろしているところが“展望台(といっても見下ろす感じではない)となっている。
見上げるは十勝岳。
展望台を後にし、白銀荘キャンプ場へ寄ってみる。
このロケーションは魅力的だ。
一度はテントを張ってみたい
そして、目的地の「吹上露天の湯」へ到着。
前回、寄ったときは、このように何十人もの見物客が見下ろしていて、これでは見せ物じゃないか、と風呂に入らずに戻ったものだったが、今日はそれらしき見物客は一人もいない。
よし、これなら安心してゆったり浸かれるぞ、と喜んで階段を降りて行った。
先客はライダーふたり+ひとり。
その後は関西のおじさん二人組。
お湯はこのように澄んでいるが、岩が緑色に変色する性質のもののようだ(確か、蔵王温泉にこのようなところがあった)。
湯船は清掃が行き届いており、好感が持てる。
下の方の湯船がちょっと熱めだが、適度な感じ。
しかし、一番上の湯船は・・・。
先客のおじさんの「気をつけた方がいいぞ!」 のアドバイスに従い、そろりと足を入れてみたところ・・・。
これは熱い!
羅臼の「熊の湯」をさらに1~2度上回る温度だ。
それ以上無理をすることはせずに、おとなしく下の方の湯船にゆっくりと浸かった。
1100 「吹上露天の湯」発