引っ越し以来、何かと雑貨を買う用で、あちこちのホームセンター巡りをするのが習慣となっていた。 最近のホームセンターには、ペットショップを併設しているところが多い。 そこで、たまーに犬とか猫を見かけては、うちで買うんだったらチワワのような小さい犬だなあ、などと妄想することはあっても、現実には買うことはないと思っていた。
そんなある日、いつものようにペットが居並ぶケージの前を通り過ぎようとすると、何か左の方向から視線を感じた。
ん? なんだ? と、視線を感じた方へ目を転じると、青い目をした白い猫が伏目がちにこちらをじーっと見ている。
ん? この猫、俺に気があるのかしらん? と、その猫の方に近づいて行った。
何か惹かれたのは、その青い目だった(ペットショップ撮影の写真を借用。誕生日が4月17日だというから、生後2か月というところか)。
これまで、青い目の犬は見たことがあったが、青い目の猫は初めてだった。
へーっ、青い目の猫っているんだ(^_^)
こちらが近づいても、逃げるでもなく近寄ってくるでもなく、じーっとこちらを伏目がちに見ている。
落ち着いていておとなしい。
この日は、青い目の猫がいたというこのことだけで帰宅したのだった。