アウリスの病名が判明

今日、詳細な血液検査の結果が判明した。

残念ながら膵炎ではなく、伝染性腹膜炎だった。
  猫膵特異的リパーゼ   高
  猫コロナウィルス抗体  高

非常に危険な状態だという。
早ければ一週間でしまう可能性もあるとのこと。

まさか、アウリスが死ぬなんて・・・。
きららも家に来て、これから楽しい生活が待っているに違いない、と悪い方向は頭の隅の方に強引に押しやっていたのが、いきなり現実を突きつけられたようで一瞬、目の前が真っ暗になった・・・。

しかし、食欲さえ回復してくれれば、と一縷の望みにすがり付くべく、先生の説明に聞き入った。

主たる餌をペースト状の消化器サポート食(缶詰)に切り換える。
併せてチューブ状の高カロリーサプリメントを与える。

ペーストは、注射器状の口腔注入器(シリンジというらしい)に詰めて、口の隙間から注入するのだという。

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いつも帰宅すると、ガラス戸の向こうからクォーン、クォーンと鳴いて、ドアを開けるやいなや、顔をドアの隙間に挟みながらすり寄ってくるのが常なのだが・・・。

今日はガラス戸の向こうに姿が見えない!
呼びかけても反応なし!

うっ、まさか!!

慌ててドアを開けると、ハァハァと息も絶え絶えのアウリスが部屋の中にうずくまっていた・・・。

いつものお出迎えができないほどつらいのだろう。

 

今日も点滴

今日も点滴に連れて行った。

そう言えば、先日の血液検査のときに先生に言われたことを思い出した・・・。

脚の脛あたりから採血しようと、脛の血管を探そうとするのだが、アウリスの場合、血管がなかなか見つからず、また見つけて注射針を射しても、なかなか血液が出て来ない。
それだけ血の巡りが悪いのだという。

血の巡りが悪いというのは、1月の不妊手術の際の採血のときも言われており、そのときは大して重要なことだとも思わなかったが、そのころから身体が丈夫じゃないことを認識し、もっと気を配るべきではなかったか、と今になって後悔することになってしまった。

何とかものを食べてもらいたいものだ。

アウリスの点滴

今日から毎日、動物病院へ通い、アウリスに点滴(+注射)を受けさせる。

昨日も結局、まったく餌を摂ってないので、動きが非常に重い。
点滴はおとなしく受けたが、状態が良くなる兆候は見られない。

新しく吐き気止めを処方してもらい、帰宅する。

たかとらが仕事に行っている間に少しでも餌を食べることを期待して、皿に消火器サポートドライフードを数粒入れる。

そして・・・、

留守中にアウリスの餌を食べてしまわないように、きららをケージに入れ、入口をトイレで塞ぎ、隙間を段ボールで塞いで仕事に出掛けた。

 

帰宅すると、非常に具合の悪そうなアウリスが迎えに出てきた。

そして・・・、

えっ、ケージに入っているはずのきららが、ぴょんぴょんと跳ねながら部屋を横切っていく!?

慌ててケージを見に行くと・・・、

ケージ扉前のトイレはそのままの位置にある。
が、隙間を埋めてたはずの段ボールを外されていた。

うーむ、いたずら娘めっ!
きららの賢さに関心するとともに、「うっ、トイレがそのままの位置ということは、もう一度ケージ扉の隙間から戻ってトイレを使うことはあり得ない、ということは!」

念のためにトイレを覗き込んだが、オシッコ・ウンチの跡は認められない。

しまった、部屋の中のどこかでオシッコ・ウンチをされてしまったか。
部屋の中をあちこち探したが、とうとう痕跡は見つからなかった(@_@)

一日我慢してたのか?
それはそれで身体に悪いよなあ、と思いながら、ふとアウリスの餌の皿を見るときれいさっぱりなくなっていた。

アウリスの様子から見ると、アウリスが食べたとは考えにくい。
きっときららが食べてしまったのだろう。
今後はきららに食べられないように、確実にアウリスに食べさせるように気をつけなければならないだろう。

 

きらら二日目


我が家に来て、一晩明けたきららの様子。

 

 

 

食欲は非常に旺盛だ。
ペットショップでは、ドライよりウェットの方を好むと聞いていたが・・・。

すごい勢いでぱくつく。
アウリスはちょっと食べ、しばらく間をおいてまた食べるの繰り返しだが、このきららは食べ始めると止まらず、ひたすら食べ続けて平らげる。

よほど腹が減っているのだろうと、皿に追加を足す。
すると、その追加分も一気に食べ尽くす。

おいおい、さすがにそれは食べ過ぎだろうと思っていたら、ふと見ると、皿の横の方に食べたはずの餌が並べてある。

あれっ、さっき食べたはず・・・。
ははーん、やはり食べ過ぎて吐いたんだなあ、と気が付き、きららを抱き上げ様子を見るが、腹周りは相変わらずぱんぱん。
元気がいいことには変わりない。

一時的な食べ過ぎによるものか、どこか調子が悪いのか、少し様子を見ることとしよう。

アウリスの様子がおかしい・・・

毛玉症のアウリス。
相変わらず食欲が復活しないので、昨日、一昨日とチューブ状の薬を多めに投入(全然舐めようとしないので、強引に口の中にねじ込む。・°°・(>_<)・°°・。)

そして、今朝・・・。
毛玉の入ったウンチを期待したが・・・。
ウンチはなかった(;_;)

これはちょっとヤバいぞ!
体重を測ったら3.25㎏。
3.75㎏からすると0.5㎏も減ってしまっている。

もう、一刻の猶予もならない。
車にアウリスを乗せ、動物病院へ向かう。

先生にこれまでの経過を説明し、取り急ぎ、X線検査、詳細な血液検査を行うこととする。

15分ほど待って、検査結果の説明を受ける。

「非常に状態が悪い。黄疸が認められた。肝臓のタンパク代謝機能障害、肝疾患の兆候がある。膵炎或いは伝染性腹膜炎の疑いがある。正確な結果については、2~3日で判明する。」

そんなに悪い状態だったとは・・・。

点滴・注射の後、明日以降の点滴による体力回復(食欲回復)の治療方針の説明を受け、食欲増進剤の飲み薬+消化のよいドライフードを処方してもらい、帰宅する。

 

膵炎の場合、治療には長期間を要するが、伝染性腹膜炎の場合は、現在決定的な治療法が見つかっておらず、一週間持たずに死んでしまう可能性もあるという。

ずっと室内飼いだったアウリスがなぜ伝染性の病気に罹るのか訊ねたところ、ペットショップから引き取る前に、母猫やほかの猫から病原菌をもらっている(糞尿が着いた体毛を舐めることなどによる)可能性があり、実は世の中の多くの猫がこの病気のウィルスを潜在的に持っており、それが何らかの強いストレスを受けて免疫力が低下したときに、そのウィルスが発現するのだという。

「最近、だれか知らない人が家に来たとかの環境の変化があったのでは?」というので、2月の終わりにライト教授と所沢方面隊さんが一泊していったを思い出したが、それがストレスになっていたようには見えなかったし、ほかに思い当たる節は・・・。

2月以来、たかとら自身の精神面・体力面が著しく低下して、現在まで続いていることに思い当たり、血の気がさあーっと引いて行った(>_<)

これだ・・・。
自分が体調がすぐれないため床に臥せっているとき、アウリスが横に来てじーっと見守ってくれていると思っていたが、あれはたかとらを見守っていたのではなく、アウリス自身も体調に異変を来していた兆しだったのだ!

自分の体調不良により、アウリスの異変に気が付くことができなかったとは(>_<)

まさか、致命的な伝染性腹膜炎ということはない。
きっと膵炎に違いない。
一時は命に関わるところまでいったが回復できてよかった、と後でほっと思い出せることになることを信じて、とにもかくにも“もの”を食べて体力を徐々に回復させるのが先決、と心を鬼にして、ふやかしたドライフードを口に放り込むことを決意したのだった・・・。

アウリスの妹

約束の土曜日。
雨の中、たかとら家の次女、アウリスの妹となるネコを迎えに行ってきた。

命名 きらら
(愛称:きら坊)

高橋留美子の「犬夜叉」に登場する化け猫の名前からもらったものだ>^_^<

 

アウリスが家へやってきたときは、夜で暗かったせいもあるが、運搬用の箱の中では一言も発せず身動きもしなかったものだが、このきららは全然違う。
車に乗った途端、箱の通気孔から手を出してばたばたしている。


家に到着したときも、アウリスのときは、運搬用の箱から出しても、周りを警戒してじっと動かなかったものだが、きららは、箱を開けるや否や、ぱっと飛び出して家の中を走り回り始める。

 

 

 

 


おいおいおい!
いきなりアウリスと対面してケンカになったら大変だ!

と慌ててきららの後を追って部屋に入ったが、アウリスは余裕を見せて“我、関せず”の構え。
(後から考えると、このときすでにアウリスは相当弱っていたのだろう。)

 

 


いきなり広いところへ放すと疲れてしまうだろうから、ということで、ぱっと捕まえてケージの中へ入れる。

 

 


体長25㎝、体重0.55㎏で片手に乗るほど小さいが、腹周りはぱんぱんに張ってコロコロしているのが面白い。

 

 


家に連れてきて気が付いたのが、肉球がヒンヤリして冷たいこと。

ネコの種類によって冷たい肉球のネコがいるのか。
病気ではないと思うが。

 

 

 


好奇心旺盛で、ケージの中を見回している。

 

 

 

 

 


鼻先は白っぽく、目は薄いグリーンのようだ。

 

 

 

 

 


餌はペットショップでもらった乳児用の缶詰とドライフード。

おっと、ドライフードはお湯でふやかすんだっけ、と一旦引き戻そうと思ったら、もうぱくついていた。すごい食欲だ(^_^)

我が家にネコがやってきた。 Part 2

我が家にもう一匹、ネコがやってくることになった。

肥満気味のアウリスに遊び相手がいれば、運動量も増えて肥満解消になるだろう、と考えたのが発端。

以来、生後2か月未満の長毛種ということで、ペットショップのチェックを続けていたところ、

ソマリという茶系のネコが目に留まった。
家に帰って、ソマリという種類を調べてみる。

鳴き声が鈴の音のようで・・・。

おっ、なかなかいいじゃないか!

次の週、買う気で出かけて行った。

いた、いた。
うむ、この子に決めようか、と思ったが、ふと隣のケージを見ると、かわいらしい子がいる。
メインクーンとノルウェージャン・フォレストキャット。

うーむ、迷ってしまった。

顔つきはメインクーンとノルウェージャン・フォレストキャットがいい。
しかし、この2種はどちらも大型種。
大きさ的にはソマリが手頃だ。

うーむ、と唸りながら3匹の寝顔を見比べていると、ノルウェージャンが一番かわいく見えた。

ただ、色合いが今一つ。
たかとら的には白系か茶系が欲しかった。
が、このノルウェージャンは、グレー或いはシルバー系に茶と白が少し入った三毛(ダイリュート・キャリコというらしい)。

三毛といえば、黒・白・茶が定番(昔、飼っていたチャコがこの色だった(^_^))と考えているたかとらにとって、薄い色の三毛というのは戸惑いがあった。

その後、ネットでこのダイリュート(薄い色の)・キャリコ(三毛)を調べてみると、雌だけに見られる希少な色ということがわかった。

珍しもの好きのたかとらにとって、買う方向に一歩近づいた。

結局はアウリスとは違った魅力のくりくりっとしたまんまるお目め、そして寝顔の口元が決定打となってこの子を連れ帰ることにした。

念のために抱かせてもらうと、アウリスのときとは違って、ずっと小さくてじっとしておらず、せわしく動き回るやんちゃ坊主のようだ(^_^)

さあ、それではということで家に連れ帰ろうとしたところ、まだ店にきたばかりで、健康状態、餌の食べ具合などもう少し様子を見てから引き渡したいとの店の意向で、次の土曜日に引き取ることになった。

まあ、ちょっとお預けをくらった格好になったが、この一週間でじっくり名前を考えることとしよう(^o^)

ねこ草

一度は毛の入ったウンチを出したアウリスだったが、それ以降はウンチをせず、食べる量も減っていて、ちょっと危ない状態だ。

あれこれ餌を変えてみるが、どれも手を着けない。

あとアウリスが好きだったものは、と思い巡らしたところ、今年になってねこ草を与えていなかったことを思い出した。

と、先週の日曜日の夜になって思い出し、今日、ようやく買って来て与えたが、あれだけ大好きだったねこ草にも関心を示さない。

だんだん元気がなくなっていくアウリスに対し、
「アウリス、ご飯を食べないと死んじゃうんだぞ。」
と、抱き抱えて諭すように話しかけるのだが、目をそらしてしまう。

すっかり食べるをことを忘れてしまったアウリス。
何とかして食べる喜びを思い出させる方法はないものか。

ここはやはり、もう一匹の猫を買ってきて、その猫がおいしそうに餌を食べる姿を見せて食べることを思い出させるほかないか、などと考えるのだった・・・。

節約ねこトイレ

前々から目をつけていたトイレを買ってきた。


節約簡単ネコトイレだ。

ねこ砂の使用量が30%節約できるという。

 

 


アウリスの場合は、ねこ砂の節約というより、この形状により、用を足した後のうんちを踏みつけることが少なくなることを期待してのものだがsmiley

 

ヘアボール

アウリスの毛球症対策としての新しい餌を買ってきた。


ロイヤルカナンのヘアボールだ。

 

 

 

 

 


食いつきは・・・。

やはり、これも口にしない。

強引に口をこじあけて、何とか2、3粒食べさせた・・・sad