今日、詳細な血液検査の結果が判明した。
残念ながら膵炎ではなく、伝染性腹膜炎だった。
猫膵特異的リパーゼ 高
猫コロナウィルス抗体 高
非常に危険な状態だという。
早ければ一週間でしまう可能性もあるとのこと。
まさか、アウリスが死ぬなんて・・・。
きららも家に来て、これから楽しい生活が待っているに違いない、と悪い方向は頭の隅の方に強引に押しやっていたのが、いきなり現実を突きつけられたようで一瞬、目の前が真っ暗になった・・・。
しかし、食欲さえ回復してくれれば、と一縷の望みにすがり付くべく、先生の説明に聞き入った。
主たる餌をペースト状の消化器サポート食(缶詰)に切り換える。
併せてチューブ状の高カロリーサプリメントを与える。
ペーストは、注射器状の口腔注入器(シリンジというらしい)に詰めて、口の隙間から注入するのだという。
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いつも帰宅すると、ガラス戸の向こうからクォーン、クォーンと鳴いて、ドアを開けるやいなや、顔をドアの隙間に挟みながらすり寄ってくるのが常なのだが・・・。
今日はガラス戸の向こうに姿が見えない!
呼びかけても反応なし!
うっ、まさか!!
慌ててドアを開けると、ハァハァと息も絶え絶えのアウリスが部屋の中にうずくまっていた・・・。
いつものお出迎えができないほどつらいのだろう。