アウリスがいなくなって二日。
何も知らないかのように、きららは無邪気に走り回っている。
久しく主のいなかったキャットタワーにきららを乗せてみた。
まずは左側の展望台。
続いて右側の桟敷席。
初めて高いところに登ったせいか、興奮気味のきらら。
どうやら目の前のケージの上に興味を示したようだ。
と思うまもなく、ほとんど躊躇なくケージの上に乗り移るきらら。
針金が手足に食い込んで痛いはずなのだが、ずんずん進んでいく。
アウリスは最初に痛い思いを感じてか、二度と登ることはなかった・・・。
しばらくケージの上を歩き回って・・・、
タワーに戻った。