今日は、「東村山方面の模型好きの集まり(仮称)」の7月例会。
会場も前回と同じ天ぷら屋さん。
鰹のたたき、刺身盛り合わせ、鮎の塩焼き・・・、そして最後は天ぷら盛り合わせに舌鼓を打ちながら、模型談義に花を咲かせた。
今日の目玉は、何といってもしばらく前にライト教授から写真の提供があったトランペッター1/35のカール。
が、でかすぎて運べないだろうということで、例会前にライト教授のお宅にお邪魔して、ちょっと拝見させてもらうこととなった。
まずは、お題目のカール。
前後の貨車と、その間に挟まれた自走式の本体で構成されるが、気の遠くなるようなパーツを組み立てた精密感は圧巻だ。
これでも相当の部分が隠れて見えなくなっているのだが(^-^;
梱包の様子は次のとおり。
周囲の突起部分が少ないせいか、意外と梱包しやすいようだ。
ここで、カールのドライブラシの方法を伝授してもらう。
使っている塗料は、グンゼのメタルシルバー。
普通は飛行機にエアブラシで吹きつけて、乾燥後に磨き出して使うものだ。
干からびたビンの底の方に塗料が固まっていたので、「これにシンナーを加えて使うわけですね」と聞いたら、「違う。そのまま使うのだ。」という。
「そのままって、固まっていたら筆に取れないのでは?」
「いやいや、筆に塗料の粉が付くのだ。ほうら・・・」
と実演して見せてくれたのが、次の写真。
たしかにシルバーの微粒子が乗っている。
「これを使うとシンナーを一切使う必要がないし、塗料が無駄にならない」とのこと。
確かに、普通のドライブラシは、筆に含ませた塗料のほとんどを拭き取ってしまうのだから、何か塗料の無駄遣いをしているような感じが後ろめたかったのは事実。
ライト教授によれば、うっかり蓋を締めるのを忘れて干からびさせたことがきっかけと言っていたが、シルバーならどの塗料でもよいというわけでもないらしい。
が、いろいろ試してみるのもおもしろいかもしれない。
たぶん、微妙な湿り具合(シンナーの残り具合)によって、いろいろ状況が異なるのではないか。
“東村山方面の模型好きの集まり:平成20年7月例会(その1)” への2件の返信