これから1/350スケール「雪風」の3隻同時製作プロジェクトを開始したいと思う。
なぜ3隻同時かって?
どれから先に作るか考えている隙に同時に作ってしまえば、結果的に早く作れるのではないだろうか、などという安易な考えからである(^_^;
もう一つの真面目な理由としては、同時に作ることによって、どの辺が違うのか新たな発見をしながら作れるからである。
これまでもパンサー、Ⅲ号戦車、Ⅳ号戦車などは、「ほぼ同時並行的」に作ってきたことはあったが、まったく同時に作るというのは初めてである。
今回の試みで早く作れることがわかれば、今後のたかとら流モデリングの主流となるかもしれない(^_^;)
ということで、初回の今日の題材は、
ハセガワ No.40063 1/350 「日本海軍 甲型駆逐艦 雪風 昭和十五年竣工時」
ハセガワ No.40022 1/350 「日本海軍 甲型駆逐艦 雪風 天一号作戦」
である。
まずは外箱のチェック。
側面にはそれぞれ完成時の写真が載っている。
艦橋・マストの形状などが微妙に違っている。 大きな違いとしては、「天一号作戦」時の方が、後方の砲塔が一つ少ないところか。 兵装というのは、戦争が進むにつれて増強するものだと思っていたが、砲塔を減らしたというのは何か理由があるのだろうか。 と思いつつ、写真をよく見たら、主砲を減らした代わりに、機銃を何機か設置したようだ。 なるほど(^_^)
次の写真は、「竣工時」の方の箱裏。
完成時の写真がカラーで掲載されている。
なかなかデラックスな箱裏だ。
また、こちらのバージョンには、写真のような艦載機がオマケで付いている。
透明部品なので、果たしてここまで完成塗装できるかどうか。
続いて箱を開け、パーツを取り出してみる。
1/350スケールといっても、それほど微細なパーツがぎっしりというわけではない。
数量的には1/700スケールとさほど変わらないような印象だ。
こちらの写真が、上で紹介した艦載機の透明パーツだ。
早速、艦底から作り始める。
考えてみれば、ウォーターラインではないフルハルモデルを作るのは、子供のときに風呂で遊ぶ用にモーターライズのを作って以来ではなかろうか。
もちろん1/350のビッグスケールは生まれて初めてだ。
左右を貼り合わせて、甲板を接着する。
続いて、艦橋・煙突などを組み立て、甲板に据えつける。
煙突・艦橋のアップがこれ。
煙突の排気管(?)孔、階段などが確認できるだろうか。 このあたりが1/350スケールならではの再現性だ。
といったところまでで、結構な時間がかかってしまった。 実は、甲板を貼り付けた後で、甲板裏側から穴を空けてないことに気づき、慌てて甲板を剥がして・・・、などという余計な作業をしてたからなのだが(要は、組立説明図を良く読んでいないということ(^_^;)
今日のところは、残念ながらタミヤの雪風までは手が回らなかった。
さすがに3隻同時というのは、なかなか難しいようだ(^-^;。