リバティ・バランスを射・ス男

監督はジョン・フォード、主演はジョン・ウェイン、と思いきや、この映画の主人公はジェームズ・スチュアート、しかも銃の扱えない弁護士役である。

 

ではジョン・ウェインは、と言えば、何とジョン・ウェイン扮するガンマンはすでに死んでいるという設定で物語が始まるのだ。

 

これだけで、意表をついたストーリーの異色の西部劇が予想された

 

 

ジョン・ウェインは、あくまでも格好よく、ジェームズ・スチュアートを陰で支える役目に徹する。

その温情に報いるべく、病気で死んだジョン・ウェインの葬式に、東部からはるばるジェームズ・スチュアートがや・トきて、当時を回想する。

 

目についたのが、レストランのメニューに出てくるステーキの大きさ。

300~400グラムはありそうだ。

アメリカ人の胃袋というものは・・・、などと感心してしま・ス

 

それと、ジェームズ・スチュアートが議員に立候補するシーンが、演説も含めて異常に長い。

これは、作り手(ジョン・フォード又はジョン・ウェイン?)の政治的な意図が何かあ・スのか、ほかの西部劇には見られない展開だ。

 

派手な拳銃の撃ち合いシーンは少ないものの、一風変わ・ス西部劇として一度は見ておきたい映画である

シェーン

小学校5、6年生のころだ・スか、西部劇で誰が一番の早撃ちか、という話にな・ス。
ある友達が言・ス。「君はシェーンを見てないのか?」
シェーン? 初めて聞く映画の題名だ・ス。相当の早撃ちガンマンが出てくる映画らしい。その当時テレビで放映されていた西部劇はほとんど見ていたという自負があ・スから、そんなに凄い映画を見落としていたのかと指摘されたようで、恥をかいた気分だ・ス。
この日からシェーンという言葉が頭かゃ{れなくな・ス。いつか見てやるぞ!

それから数年経・ト、管理人は中学生にな・トいた。新聞のテレビ番組にシェーンの文字を見つけた。
や・ニあの幻の名沿ォ見られる! 小躍りして喜んだのを覚えている。その夜は文字どおりテレビにかじりつきながもヘた。

冒頭からあの名曲が流れる(あのメロディーだけは聞いたことがあ・ス)。
「シェーン」が主人公の名前だということがや・ニわか・ス。
画面も、ワイオミングの見事な風景が惜しげもなく披露される。うーむ、これは期待できるかcハれない。背筋がぞくぞく・ニ来た。

ドゴーン、ドゴーン、ドゴーン、ン、ン・・・。中盤で子役相手に抜き撃ちを披露するアラン・ラッドの名シーンだ。
後のマニアによる詳細な検証の結果、このシーンは踀
ロにはファニングせずに、予め指をトリガーにくくり付けてあ・スらしいが。アラン・ラッドは相当な早撃ちの鏑Pを受けたものの、撮影には間に合わなくてそのような撮り方にな・スそうだ。
その他、はるか遠方の山の麓を走るうさぎと思われていたのが踀ヘ車だ・スりとか、思わず苦笑を誘うエピソードがあnラ、映鉛瘧yとしては最高のテーマ曲、そしてラストの「シェーン、ェーン、ェーン・・・。カムバァック、バァック、バァック・・・」と遙かなる山々にこだまする子役のセリフは何ら色あせらキとはない。

管理人の最も好きな映画である