再び川に戻る。

















~Der Erbe des Universums~
再び川に戻る。
露天風呂を離れ、玄関側に出てみる。
黒猫がたかとら号の匂いを嗅いでいる。
正面入り口。
左手奥が自炊部屋。
右手前が二食付き部屋。
二食付き部屋棟の外観は、こんな感じ。
入り口の看板。
駐車場横の滝を正面から捉える。
少しシャッタースピードを遅らせて・・・。
調子に乗って写真を撮り続けていたが、どうも頭の上の方でキャッキャ、 キャッキャと鳴き声がする。
なんの鳥だろうと上を見上げると、何やら枝がユッサユッサと揺れている。
目を凝らして見ると・・・。
何とサルだった。
枝が揺れてるのを見ると、数十匹はいそうだ!
足もとに咲いてた花。
昨日は、日が暮れてしまってほとんど写真が撮れなかったので、今日は早起きして朝風呂に入り、その後、近くを散策へ。
これが旅館の裏側。
右手の建物が、我々が泊まった自炊部屋。
左手が二食付きの部屋。
右手の入り口を出て、手前右手を少し歩くと露天風呂。
露天風呂へ向かう途中には、貸し切り風呂もある。
こちらの橋を渡ると滑川大滝へ行けるらしいが、壊れているような・・・。
脱衣所からすぐ傍を流れる川を眺める。
川の上流を臨む。
左隅に、湯舟の手すりが見える。
レンズを上に向けると・・・。
今日は快晴だ!
ふと足もとを見ると、花一凛・・・。
さあ、風呂から上がって、いよいよ湯治宿での自炊の始まりだ!
米沢のスーパーで買い込んだ食材を取り出し、準備を開始する。
牛肉、ネギ、アスパラガス・・・
部屋の様子はこんな感じ。
廊下の突き当りに共同の調理場があり、10円で数分使えるガス台もあるのだが、いちいち材料を運ぶのも面倒だし・・・。
ということで、各自持ってきたガスストーブをテーブルの上に設置し、部屋の中で作りながら食べることにした。
テーブルの真ん中にでーんと構えるのは、おなじみの狼金さんのフライパン。
食材の準備中に、たかとら羽釜で米を炊く。
いよいよ食材投入。
まずは、肉、アスパラガスから。
ちょうどいい時間に飯が炊けた!
豆腐・ネギに火が通って、すき焼きの完成だ(^▽^)/
キャンプとはまた違った、新しい自炊の形「湯治宿」。
これからのトレンドになるのか?
締めは、プリンアラモードで。
山形と米沢を結ぶ東北中央道へ乗って、米沢へ一直線。
米沢市内のスーパーで食材を調達し、一路、滑川温泉へ。
食材費 1,700円
滑川温泉へは、米沢市内から30㎞ほどなので、30分ほどで着く。
はずだったのに!
田舎道を飛ばす先頭の狼金さん。
ナビで右折する箇所を脇目も降らず直進していく。
ひょっとすると今晩の宿泊先を聞き間違えていたか。
今日は滑川温泉ではなかったのか。
トンネルを何本か抜けて、まだまだ狼金さんは直進する。
数十分走ったところで、バイクを左に寄せて停まる。
すでに福島市内数キロ手前まで来てしまっている。
やはり、道を間違っていたのか。
狼金さん「トンネルに入ったら、iPhoneナビが方向音痴になってね、戻れ、戻れ、て言うんだよ。」
たかとら「ナビは合ってるんですよ。戻れと言われたらすぐにUターンしないと・・・。」
結局、来た道をまた数十分戻ることに。
ようやく本来のルートに戻ったと思ったところで、急に道が険しくなってきた。
最初は大した道じゃない、長続きはしない、と勝手に思い込んでいたが、それがとんでもなく間違いだと気づくのに大した時間はかからなかった。
道幅はすぐに細くなり、右に左に規則性のないヘアピンカーブが現れる。
逆バンクというより、右へ左へと脈絡のない傾きが突然現れる。
舗装はされているが、至る所に補修跡が見られる。
この道で合っているのだろうか、と疑問に思いながらも、Uターンする場所もなく、3台のバイクは進むしかない。
こんな酷く細い道で、まさか車は走ってないだろう、と思っていたら、いきなり対向車が現れたのが3度ほどあっただろうか。
確か、一台はランクルだったような気がするが・・・。
非常に気を遣う道で、いつまで続くのかと途方に暮れ始めたころ、ようやく滑川温泉の看板が見え始めた。
どうやら、道は間違ってなかったようだ。
さらに進むとちょっと立派な橋が現れ、そこからしばらくすると温泉宿が見えてきた。
これが今夜の宿、「滑川温泉」だ。
バイクは玄関前に置くように言われたが、結構な傾斜になっており、近くに置いてあった石、レンガを車止めに。
これがこの温泉宿の入り口。
真ん中の道をこちら側に上ってきた。
バイクはこちらの駐車場にも置けそうだが、砂利で舗装されてないので、あまり入りたくない。
奥の方に滝が見える。
後で写真を撮りたいな。
荷物を部屋に運び込み、早速、露天風呂へ向かう。
この小屋のようなものが脱衣所。
手前が湯舟になっている。
ちょうどいい湯加減の源泉かけ流しの温泉だ。
1340 「一庵」着
着いたのは、天童市の蕎麦屋。
1時半過ぎというのに、車はほぼ満車。
バイクは余裕で停められたが。
暫し我慢の待ち姿勢。
狼金さんとグンマケンさんが注文したのは、肉そば。
ボリューム満点だったとのこと。
たかとらが注文したのは、
一庵そば 780円
天ぷら付きで780円は安い。
蕎麦も旨い。
他の客のメニューを見ると、蕎麦と中華そばの相盛りメニューがあるようだ。
どうやらこれがこの店の売りのようだ。
次に来るときは、 中華そばに挑戦しよう。
やっと腹心地したところで、バイクにもエネルギーを補給することに・・・。
1400 給油
ENEOS ハイオク 156円×11.04ℓ=1,722円
183.4㎞/80,363㎞
さあ、これから今夜の宿である米沢の滑川温泉へ向かう。
こちらが、山門に登ることなしに下りてきてしまった山寺方面。
そしてこちらが、これから向かう方向の右手。
奥に見える雪山は月山か。
今日は、4月の阿字ヶ浦、5月の富山に引き続き、今年、早くも3回目のツーリング。
行先は山形。
昨日から狼金さんとグンマケンさんが先発していて、今日は、12時に米沢の「粉名屋小太郎そば」で合流することになっている。
0500 起床
0610 出発
0㎞/79,965㎞
常磐道
0710 友部SA
0915 阿武隈高原SA
給油 ENEOS ハイオク170円×13.15ℓ=2,236円
213.8㎞/80,179㎞
このあいだの富山ツーよりは暖かいだろうと思って、今回は革ジャンにGパンのみで走ってきたが、いわきJCTを過ぎてからの道路脇の温度計を見たら20℃だった。
どおりで寒いわけだ。
脚の方は、今日はチャップスを持ってこなかったので、我慢、我慢!
(実は、先週、売れ残りのオーバーパンツを探してライコランド・ワークマンなどを巡ったが、サイズの合うものはもう残っていなかった。)
上の方は、ユニクロのマイクロダウンを着込んで何とかしのぐこととした。
このペースだと、11時には 米沢の「粉名屋小太郎そば」 に到着できそうだ。
ここで、かねてより考えていた猪苗代~檜原湖経由~米沢ルートをガーミンで検索してみる。
檜原湖経由でも11時半には米沢に着く。
うーむ、明日、 檜原湖ルートを走れる保証はないので、今日行ってみるか。
と一瞬考えたが、途中でどうしても停まって写真を撮りたくなるだろうし、そうすると着くのがぎりぎりになってしまうなどと考え、結局、予定どおりに郡山JCTから東北道に入ることにした。
東北道に入ってからは、車は増えたものの流れはよく、気温も少し上がったようで、快調に走っていた。
1020 福島松川PA
あともう少しで東北道を降りる、というところでトイレ休憩。
ここで、“11時には小太郎そばに着けそう ”と狼金さんとグンマケンさんに連絡。
すると、“米沢から1時間ほどの山寺に来ているので、そちらに来い”との連絡が・・・。
なかなか、電話が通じなかったり、米沢市内或いは近郊の山寺と思っていたら、山形市の先の「山寺」ということが判明したり・・・。
確かに、ガーミンで検索すると現在地と山寺の距離は50数㎞だが、これは直線距離。
よくよく検索すると、東北道から山形道経由、すなわち蔵王を大きく迂回することになるので、高速道だけで優に100数十 ㎞を走ることになる。
これは、休憩時間を入れると1時間半、いや2時間近くかかるかもしれない。
ゴール直前にゴールポストをさらに向こうに動かされようなもので、これまでに快調に飛ばしてきたというのに、ドッと疲れが出てしまった。
くれぐれも自分が着く前に蕎麦を食べてしまうことのないように念を押して、ひとまず蔵王を目指してスタートしたのだった・・・。
1200 古関PA
天気はこのとおり、快晴だ。
今日の装備は、ご覧のとおり。
1245 山寺の入り口の交差点着
ここへ来てやっと判ったのが、「山寺」は、例の『山寺の、和尚さんが~ 』という童謡(?)で有名な「山寺」のようだ。
ここから狼金さんに電話すると、1~2㎞先で待っているとのこと。
数分後、ようやく合流すると、すでに山門からは折りており、蕎麦は数多くある門前通りの蕎麦屋ではなく、別のところで食すとのこと。
小さな山々が重なるのをカメラに収めることもできず、皆、腹をすかしていることもあり、早々に目的の 蕎麦屋へそそくさと向かうことにした。
のはずだった。
そこで悲劇が起こった!
グンマケンさんが駐車場から出ようとしたところまで見届け、自分のバイクを少し前に移動してもう一度視線を右後方へ移したところ、グンマケンさんの身体とバイクがない!
いや、バイクが横になっている!
えーっ、身長185㎝はあろうかの長身で、両足べったりの グンマケンさんが立ちゴケ?
何か溝に足を取られたか?
慌てて、ギアをニュートラへ入れて、 エンジンはかかったままで、グンマケンさんとボンネビルの救出へと向かう。
まずは引き起こしたバイクを平らな場所へ移動させ、グンマケンさんを落ち着かせる。
バイクを点検すると、ブレーキレバーの先端と右ミラーが破損。
身体は、うまく転んだようで大きなケガはないようだったが、思わぬ転倒で、相当動揺している様子。
あとで狼金さん撮影のビデオで確認したが、確かに駐車場を出るところの側溝の蓋の辺りが怪しいが、とくに足をとられたわけではなく、ただバイクが傾き始めたら腕で支えきれなくなって倒れてしまったのだという。
ボンネビルも200㎏は超えているので、一度傾き始めると、いかに両足べったりでも引き戻せないのだろう。
気を取り直して、蕎麦屋へ向かう。
ランニングマシン 8分
サーキット
ステップマシン 3分
水中歩行 500m
風呂
水中歩行 500m
風呂
ランニングマシン 8分
ステップマシン 5分
水中歩行 500m
風呂