007 ゴールドフィンガー
「ゴールドフィンガー」といえば、007シリーズ中でも屈指の名作とされていnラ、今回久しぶりにノーカット版を見た谀閧ナは総ツたことはなか・ス。
まず有名な金粉シーンだが、物語が始ま・トすぐにというくらい早い段階で出てくる。裏切り者の処罰とボンドに対する警告という意味のシーンだが、その後の展開で金塊は出てくnラ、金粉は出てこない。なぜ金粉を塗りたく・スのかが意味不明なのだ。
また、この金粉美女の姉が車で颯爽と登場し、ゴールドフィンガーを付け狙うが、この辺の背景の説明が抜けていらク、中盤ほどであ・ッなく死んでしまう。
さらに第3のボンドガールとして飛行機のパイロット役オナー・ブラックマンが登場すnラ、ゴールドフィンガーを裏切る理由も今一つわかりにくい。
全体を通じて出てくるセットも、他のシリーズと見比べると、意外と既存の施設を利用しているようで、それほど蟻かか・トないように見える。
唯一印象に残・スのはハロルド坂田の存在感だろう。ほとんど言葉を発しないが、強靱な肉体・鋼鉄製(?)のシルクハットなど、後のロジャー・ムーアのシリーズに登場すmxチャード・キールを彷彿とさせる。しかし、キールが2メートルを超える大男でいかにも怪物的なのに対し、坂田は多分180センチくらいしかないのではないか。190センチ近いコネリー、ゴールドフィンガー役の俳優よりも身長は低いように見えて、それほど怪物的な感じはしない。
とい・トも、シャーリー・バッシーの主題歌はシリーズを代表すりщネ。シリーズを語るうえで外せない一本である。
007 ドクター・ノオ
007 ロシアより愛をこめて
ショーン・コネリー主演の007シリーズ第2作。
007 サンダーボール作戦
ショーン・コネリー主演の007シリーズ第4作。
美女あり碑uコ器ありで、見どころてんこ盛りとい・ス作風だが、ちょ・ニ詰め込みすぎかなあという感じも少しあり。
冒頭の飛行装置やロケットランチャーバイクやら必然性がよくわからん代物もちらほら。
一番困・スのが敵役の女優(こちらd兼魔フ美人)と、ボンドガールのクロディーヌ・オージェが顔が似ていて、ストーリー展開が途中でわからなくな・トしまうこと。もう少し区別のつく女優陣にしてもらいたか・ス。
とい・ス不満も残nラ、全体を通して海のシーンがこれでDというぐらいた・ユり出てくるのは凄い。哲Bを使わない生身の人間による海中アクションも迫力十分。
ショーン・コネリーもスーツ姿よりも海水パンツ姿の方が多く見られ、最新作「カジノ・ロワイヤル」のダニエル・クレイグほどのごつい身体ではないが、チャールトン・ヘストンのような引き締ま・ス理想的なボディを惜しげもなくさらしている。
クレイグのような緊迫感はないが、動きが非常にしなやかで余裕あら驪Zを見せている。
典型的な007映画として楽しめる。
007 カジノ・ロワイヤル
デヴィッド・ニヴンのパロディ版ではなく、最新作の方である。
主演のダニエル・クレイグが金髪だの目が青いだのと言・ト、本国では公開前はあまり評判が良くなか・スらしいが、蓋を開けてみたらこれはこれでいいらしいということにな・スらしい。
が、管理人の見たところ、何か007ジェームズ・ボンドというにはどこか違和感がある。動きはいい。歴代ボンド中、も・ニも瞬発力あるキレを見せたピアース・ブロスナンとは違・ス爆発力を感じさせる動きだ。
何かなあ、と思いを巡らしてみると、顔・肩の形かなあと思い当た・ス。ショーン・コネリーからピアース・ブロスナン(ジョージ・レーゼンビーはちょ・ニ除く)までのボンド役を销ラてみると、皆、面長で撫で肩のすら・ニした体型だ。それに比べてクレイグの場合、顔は正方形に近く、いかh・ナが・オりした体型である。この辺りに違和感を感じる原因があるような気がする。
さて、内容を見てみると、「ジェームズ・ボンドはいかにして007にな・スか」というコピーにしては、あまりにも内容がない。もう少し00昇格までの経緯を描いてもらいたか・ス。また、M役には前作までと同じ女優が出ていたが、若いころの007を描くのに同じM役というのはさすがに無理がある。
最大の欠点は、クライマックスの迫力が乏しいことだ。
これは冒頭の高層建築物上のアクションシーンがあまりにも出来過ぎていらキとの弊害だ。冒頭にあれだけのアクションを見せられれば、クライマックスはさぞやと期待せずにはいられないが、結局、これを上回るシーンは出てこなか・ス。
クレイグの硬い演技にしても、良質な材料は揃・トいるのに、その素材をうまく活かせてないという印象が強い。
とい・ト悪い作品ではない。007ではないアクション映画として見れば、なかなかの好作品である。とくにきれいなカメラワークは印象に残る。
次回作に期待したい。